推究(読み)スイキュウ

精選版 日本国語大辞典 「推究」の意味・読み・例文・類語

すい‐きゅう‥キウ【推究・推窮】

  1. 〘 名詞 〙 深く調べ考えること。道理をおしはかって考えきわめること。
    1. [初出の実例]「或曰、義経不死、匿在蝦夷。頼朝不復推究」(出典日本外史(1827)三)
    2. 「抑(そもそも)其原因は如何と推窮すれは」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔周書‐蘇綽伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「推究」の読み・字形・画数・意味

【推究】すいきゆう(きう)

おしきわめる。〔北史綽伝〕(六条詔書、五)賞罰中(あた)らざれば、則ち人手足を措(お)く無し。則ち怨の心生ず。是(ここ)を以て先王之れを重んじ、特に戒愼を加ふるは、察獄の官をして、心悉根源を推究せしめんと欲す。

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