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推薦入試 すいせんにゅうし

知恵蔵の解説

推薦入試

1回のペーパー試験によって入学者を決定する大学入試制度には批判が強かったが、これに代わる入学者選抜も多くなった。推薦入試は、大学が高校からの推薦書で入学を決定するもので、優秀な入学者を早く確保したい私立大学で採用する大学が多いが、それが入試の公正性を歪めているという批判も少なくない。AO(admission office=アドミッション・オフィス)入試は高校の成績などの側面を時間をかけて評価して入学者を選抜するもの。

(金子元久 東京大学教授 / 2007年)

推薦入試

推薦入試は、大学が高校から提出された推薦書を見て入学の可否を決定する。これに対して、AO(Admission Office=アドミッション・オフィス)入試は、小論文を書かせたり長時間の面接を行ったりして能力を評価する。国立大学は、2007年度入試までは推薦入試で定員の3割まで募集でき、08年度入試からは推薦・AO合わせて5割まで募集できるようになる。一方、私立大学は、推薦入試で募集できるのは定員の半分まで。日本私立学校振興・共済事業団のまとめでは、07年春は私大の入学生の約46%が推薦入学だった。だが、AO入試はその制限がない。志願者集めに苦労する私立大学などには、入学者の大部分が学力試験を課さない推薦・AO入試での合格者というケースもあり、大学生の学力低下の要因となっている。

(増谷文生 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

デジタル大辞泉の解説

すいせん‐にゅうし〔‐ニフシ〕【推薦入試】

出身校の学校長などの推薦に基づいて実施される入学試験。対象を限定しない公募制、特定の学校に推薦枠を割り当てる指定校制のほか、学校長などの推薦が不要な自己推薦や、出身地を限定したり、卒業後に特定の地域での勤務を条件としたりする地域枠推薦などの制度もある。推薦入学入試。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

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