揉瓜(読み)もみうり

精選版 日本国語大辞典 「揉瓜」の意味・読み・例文・類語

もみ‐うり【揉瓜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 瓜を薄く刻み、塩で揉んで三杯酢をかけた食物。うりもみ。もみふり。《 季語・夏 》 〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「素麪揉瓜(モミウリ)ますを祭はありがたき物とばかりたのしむ事の外なし」(出典浮世草子西鶴織留(1694)六)
  3. 植物しろうり(白瓜)」の異名
    1. [初出の実例]「齅茶是鼻苑、揉瓜(モミウリ)彼鬚田」(出典:狂歌・雅筵酔狂集(1731)夏)

もみ‐ふり【揉瓜】

  1. 〘 名詞 〙もみうり(揉瓜)易林本節用集(1597)〕
    1. [初出の実例]「俎板に白瓜、菜刀取って〈略〉てきてきしゃんともみふりに」(出典:浄瑠璃・卯月の潤色(1707頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む