瞳孔を散大させる薬剤で、眼底検査などの場合によく用いられる。瞳孔の調節は、交感神経の支配する散大筋と、副交感神経(動眼神経)の支配する括約筋によってなされ、散瞳は、散大筋に達する交感神経の興奮あるいは副交感神経の中枢性および末梢(まっしょう)性の麻痺(まひ)によっておこる。交感神経の興奮によるものとして塩酸フェニレフリン点眼液(5%液)があり、副交感神経の抑制によるものとして臭化水素酸ホマトロピン(0.5~2%液)、硫酸アトロピン(0.5~1%液、1%眼軟膏(なんこう))、トロピカミド(「ミドリンP」「ミドリンM」)、塩酸シクロペントレート(「サイプレジン」点眼液1%)などがある。
[幸保文治]
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の9月中 (9月後半) のことで,太陽の黄経が 210°に達した日 (太陽暦の 10月 23日か 24日) に始り,立冬 (11月7日か8日) の前日までの約 15日...