新鹿沢温泉(読み)しんかざわおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「新鹿沢温泉」の意味・わかりやすい解説

新鹿沢温泉
しんかざわおんせん

群馬県西部、吾妻(あがつま)郡嬬恋村(つまごいむら)、浅間山(あさまやま)の北西山麓(さんろく)、標高1220メートルの高原にある温泉。1919年(大正8)南西約4キロメートルの鹿沢温泉(旧鹿沢温泉)に旅館1軒を残して移転してきた温泉で、旧鹿沢からパイプで引き湯している。泉質は炭酸水素塩泉。広大な姥ヶ原(うばがはら)の一角を占め、避暑とスキーの好適地、田代湖(たしろこ)に近い。付近は高原キャベツの産地。JR吾妻線万座(まんざ)・鹿沢口駅から車利用(春、秋の観光シーズンは村営バスが運行)。

[村木定雄]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新鹿沢温泉」の意味・わかりやすい解説

新鹿沢温泉
しんかざわおんせん

群馬県西部,浅間山の北西山麓,嬬恋 (つまごい) 村にある温泉。標高 1220mに位置する高原温泉。泉質は重曹泉泉温 46℃。神経痛にきく。南部にある鹿沢温泉からの引き湯。夏の避暑,冬のスキーに訪れる観光客も多い。国民保養温泉地に指定。付近は上信越高原国立公園に属する。

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デジタル大辞泉プラス 「新鹿沢温泉」の解説

新鹿沢温泉

群馬県吾妻郡嬬恋村、浅間山の北西山麓、標高約1220mにある温泉。化学者・登山家の西堀栄三郎が「雪山讃歌」を作詞した地として知られる。

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