日新製鋼
国内4位の鉄鋼メーカー。金属めっき加工やステンレス製品製造などに特化している。新日鉄住金が約8%の株式を保有する筆頭株主。製造拠点は呉製鉄所(広島県呉市)や堺製造所(堺市)などの国内に加え、北米にも所有する。2015年3月期の連結売上高は6175億円。15年3月末時点の連結従業員数は6879人。
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日新製鋼[株]【にっしんせいこう】
新日本製鐵系の鉄鋼メーカー。1916年岩井商店(現日商岩井)が亜鉛鉄板製造のため,大阪鉄板製造を創業。1928年徳山工場を分離・独立し,徳山鉄板として設立。1953年両社が合併し,日本鉄板に改称。1959年八幡製鉄(現新日本製鐵)の仲介で日亜製鋼(1918年設立)を合併し,現社名に改称。ステンレス冷延首位。高炉第5位で表面処理鋼板に重点。1999年ステンレス事業で新日本製鐵との全面的な提携を発表。本社東京,工場呉,堺,市川など。2011年資本金799億円,2011年3月期売上高5453億円。2003年3月期売上構成(%)は,鋼材95,その他5。海外売上比率19%。
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日新製鋼
正式社名「日新製鋼株式会社」。英文社名「Nisshin Steel Co., Ltd.」。鉄鋼業。昭和3年(1928)「徳山鉄板株式会社」設立。同28年(1953)「日本鐵板株式会社」に改称。同34年(1959)「日亜製鋼株式会社」と合併し「日新製鋼株式会社」に社名変更。本社は東京都千代田区丸の内。銑鋼一貫メーカー。薄板部門に特化。ステンレス冷延鋼板のシェアトップクラス。ほかに表面処理鋼板など。東京(第1部)・大阪(第1部)・名古屋(第1部)・福岡の各証券取引所旧上場。平成24年(2012)日本金属工業と経営統合し、共同持株会社「日新製鋼ホールディングス株式会社」を設立、その完全子会社となり上場廃止。同26年(2014)日新製鋼ホールディングス(現・日新製鋼)に吸収合併。
日新製鋼
正式社名「日新製鋼株式会社」。英文社名「Nisshin Steel Co., Ltd.」。鉄鋼業。平成24年(2012)共同株式移転により「日新製鋼株式会社」と「日本金属工業株式会社」の完全親会社として「日新製鋼ホールディングス株式会社」設立。同26年(2014)日新製鋼と日本金属工業を吸収合併し、現在の社名に変更。本社は東京都千代田区丸の内。鉄鋼および非鉄金属の製造・加工・販売。銑鋼一貫メーカー。薄板部門に特化。ステンレス冷延鋼板のシェアトップクラス。ほかに表面処理鋼板など。東京証券取引所第1部上場。証券コード5413。
出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報
日新製鋼
にっしんせいこう
鉄鋼メーカー。 1911年亜鉛鍍設立,16年大阪鉄板製造と改称。 28年徳山工場を分離して徳山鉄板を設立したが,同社が 53年大阪鉄板製造を合併して日本鉄板となる。 59年日亜製鋼と合併して現社名に変更。ステンレスでは日本最大,鉄鋼でも業界第6位を占める。売上構成比は,普通鋼熱・冷延 12%,同表面処理 48%,ステンレス鋼 28%,特殊鋼 11%。年間売上高 3985億 8300万円 (連結。うち輸出 17%) ,資本金 799億 1300万円,従業員数 5620名 (1999) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報