日本新薬(読み)にっぽんしんやく(英語表記)Nippon Shinyaku Co., Ltd.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本新薬」の意味・わかりやすい解説

日本新薬
にっぽんしんやく
Nippon Shinyaku Co., Ltd.

医薬品メーカー。1911年に設立された個人企業の京都新薬堂を 1919年株式会社に改組し現社名で設立。1929年,ミブヨモギから回虫駆除薬サントニン結晶を抽出することに成功,1940年国産サントニンの発売で社業発展の基礎を築いた。泌尿器系循環器系の医薬品に主力をおきつつ,機能食品事業も展開している。またバイオ部門を含め,研究開発に力を注いでいる。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日本新薬」の解説

日本新薬

正式社名「日本新薬株式会社」。英文社名「Nippon Shinyaku Co., Ltd.」。製薬業。明治44年(1911)前身の「京都新薬堂」創業。大正8年(1919)設立。本社は京都市南区吉祥院西ノ庄門口町。医療用医薬品主体。泌尿器系疾患薬に実績食品添加物機能性食品も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード4516。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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