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日米科学技術協力協定(読み)にちべいかがくぎじゅつきょうりょくきょうてい

共同通信ニュース用語解説 「日米科学技術協力協定」の解説

日米科学技術協力協定

1980年に締結された科学技術協力に関する日米協定。88年に日米貿易摩擦背景に、米国要求を受け入れて大幅に改定された。科学技術分野への同等なアクセス原則を確認し、人材や知的財産分野での交流を拡大することが決まった。当時は、バイオテクノロジーや製造工学、レーガン米大統領の関心が強かった超電導を含む先端技術などが主要な協力分野に含まれていた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日米科学技術協力協定」の意味・わかりやすい解説

日米科学技術協力協定
にちべいかがくぎじゅつきょうりょくきょうてい

1988年に日米間で締結された宇宙開発生命科学,基礎物理などの分野での技術協力を定めた協定。日米間の外交問題として注目を浴びたのは,前年東芝機械ココム違反事件もあり,アメリカ側に,日本は基礎技術の面で「ただ乗り」しており,それがアメリカの国際的な技術競争力を弱めている,という強い不満があったからである。日本はアメリカの要求に応じ,アメリカ人研究者の受け入れ制度拡充安全保障にかかわる研究成果の取り扱いは両国国内法の枠組みの中で処理すること,などで合意した。

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