明峰素哲(読み)めいほう そてつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明峰素哲」の解説

明峰素哲 めいほう-そてつ

1277-1350 鎌倉-南北朝時代の僧。
建治(けんじ)3年生まれ。曹洞(そうとう)宗。加賀または能登(のと)(石川県)の人。比叡(ひえい)山で出家,のち瑩山紹瑾(けいざん-じょうきん)に随従。師の跡をついで能登永光寺,加賀大乗寺住持となり,晩年越中(富山県)光禅寺をひらいた。その法流を明峰派,十二門派という。観応(かんのう)元=正平(しょうへい)5年3月28日死去。74歳。俗姓富樫

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「明峰素哲」の意味・わかりやすい解説

明峰素哲
めいほうそてつ

[生]建治2(1276)
[没]正平5=観応1(1350).3.
室町時代曹洞宗僧。初め比叡山で天台学を修め,次いで加賀の大乗寺の瑩山に師事し,禅の印可を受けた。のち越中に光禅寺を開いた。彼の法を継承した弟子二十余人,法流は明峰派と呼ばれ,峨山派とともに曹洞宗の二大門流となった。

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