コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

春材 しゅんざい spring wood

3件 の用語解説(春材の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

春材
しゅんざい
spring wood

肥大生長をする木本の茎において,形成層の活動の盛んな春から夏にかけて形成された材をいう。これに対し夏から秋にかけて形成された材を秋材 fall woodという。春材は秋材よりも細胞膜が薄く,横断面が多角形の木部細胞から成り,秋材は細胞膜は厚く横断面が放射方向につぶれた形の細胞から成っている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しゅん‐ざい【春材】

木材の、春の生長が盛んなときに形成される、組織が粗大で軟弱な部分。⇔秋材

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

しゅんざい【春材】

早材そうざい 」に同じ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の春材の言及

【年輪】より

…このため,でき上がった茎をみると,形成層のはたらきが活発であった時期に,つくられた細胞も大きく,生長量の大きい部分と,逆に生長量が小さくて小さな細胞が詰まっている部分の差がはっきりしている。前者を春材spring wood,後者を秋材fall woodと呼ぶが,これら1対で1年分の生長量が示され,材には春材と秋材が交互にみられるため,各年における生長量を確かめることができる。このように材の断面に環状に表れる模様を年輪という。…

【木材】より

…1年の間でも気候の異常などによって生長状態が著しく変わると,正しい年輪のほかに年輪状の組織ができることがあり,これを偽年輪と呼ぶが,完全な円周にならないことが多い。年輪の中で生長の早い春にできる材部を早材(春材)と呼び,細胞の形も大きく細胞膜も薄い。夏以降の生長の遅くなる時期にできた材部を晩材(秋材,夏材)と呼び,細胞の形は小さく細胞膜は厚い。…

※「春材」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

春材の関連キーワード形成層植木木本生長点双子葉植物年輪肥大生長木生シダ葉理コルク形成層

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone