春浦宗煕(読み)しゅんぽ そうき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「春浦宗煕」の解説

春浦宗煕 しゅんぽ-そうき

1409/16-1496 室町時代の僧。
応永16/23年生まれ。臨済(りんざい)宗。大徳寺の養叟宗頤(ようそう-そうい)の法をつぎ,寛正(かんしょう)2年(1461)同寺の住持となる。応仁(おうにん)・文明の乱を摂津,和泉(いずみ)にさけ,乱後は大徳寺の復興につくし,山内に松源院をひらいた。明応5年1月14日死去。81/88歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身。俗姓赤松。別号に巣庵。諡号(しごう)は正続大宗禅師。著作に「春浦和尚金口説」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android