最近(読み)サイキン

デジタル大辞泉 「最近」の意味・読み・例文・類語

さい‐きん【最近】

1 現在より少し前のある時。また、少し前から現在までの間。副詞的にも用いる。「つい最近の出来事」「最近まで知らなかった」「最近は連絡がない」「最近感動した本」
2 もっとも近いこと。「太陽に最近の天体」
[用法]最近・近ごろ・このごろ――「最近(近ごろ・このごろ)の世相はめまぐるしく変わる」のように、現在を含む近い過去の意では相通じて用いられる。◇「最近(近ごろ・このごろ)は行かない」のように否定の形ではともに使えるが、この場合「最近」が時間的な幅が最も長く、「近ごろ」がそれに次ぐ。「このごろ」は短い期間をいい、「ここのところ」の意が強い。◇「最近就職したばかりだ」のように、現在に近い過去のある特定の時点をさす意では「このごろ」は普通使わない。「近ごろ」は使えるが、なじみが悪く、例は少ない。
[類語]近ごろ・このごろ・昨今・当今・今節・当節・この節・この所・近時・近来・近年

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精選版 日本国語大辞典 「最近」の意味・読み・例文・類語

さい‐きん【最近】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① いくつかあるうちで、場所・位置・時などがある物に最も近いこと。
    1. [初出の実例]「恒星中にて、我太陽世界に最近なる者に於て」(出典:暦象新書(1798‐1802)上)
    2. [その他の文献]〔蔡琰‐胡笳〕
  3. ② 話し手が現在身を置いている時点およびそれに近い過去を含めて漠然という。近ごろ。このごろ。副詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「即最近三年間の所作にして」(出典:邪宗門(1909)〈北原白秋〉例言)
    2. 「いや、最近(サイキン)あんなに肥っちまったんだよ」(出典:桐畑(1920)〈里見弴〉ワキ)

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普及版 字通 「最近」の読み・字形・画数・意味

【最近】さいきん

近ごろ。

字通「最」の項目を見る。

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