コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

月尋堂 げつじんどう

4件 の用語解説(月尋堂の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

月尋堂
げつじんどう

江戸時代中期の浮世草子作者。俳人藤岡月尋と同一人との説もある。別号,看花斎,北京散人など。西鶴,北条団水らの模倣が多いが,文章は品位を保つ。主著『今様二十四孝』 (1709) ,『子孫大黒柱』 (09) など。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

月尋堂 げつじんどう

?-1715 江戸時代前期-中期の俳人,浮世草子作者。
大坂の人。元禄(げんろく)-正徳(しょうとく)のころ,俳諧(はいかい)撰書,歌学書,浮世草子を数おおく刊行した。正徳5年2月21日死去。姓は藤岡。名は道貞。別号に看花斎,定延,廉長,北京散人。作品に「鎌倉比事(けんそうひじ)」「世間用心記」,編著に「とてしも」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

月尋堂

没年:正徳5.2.21(1715.3.26)
生年:生年不詳
江戸時代の浮世草子作者,俳人。藤岡氏。大坂で生まれ,のち京都に移った。若年より文学を好んで和学を学び,俳諧を嗜む。『とてしも』(1703年序)などの俳書を編む一方,雑話物の『鎌倉比事』(1708)をはじめ,4部の浮世草子を著す。その後,居を京都岡崎に転じ,また正徳3(1713)年には伊丹に移った。近時,武家物の浮世草子『国花諸士鑑』(1714)などを月尋堂の著作と認める説もある。<参考文献>長谷川強『浮世草子の研究』,藤原英城「月尋堂とその周辺」(『国語国文』676号),同「月尋堂の武家物について」(『国語国文』698号)

(樫澤葉子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

げつじんどう【月尋堂】

江戸時代前期の浮世草子作者。生没年不詳。同時期の俳人藤岡月尋(大坂の人,1715年伊丹で没)と同一人の可能性が極めて強いが確認できない。西鶴没後の浮世草子界で町人物,雑話物を継いだ作者。現在確認できるのは《鎌倉比事》(1708),《今様二十四孝》《子孫大黒柱》《儻偶(てれん)用心記》(以上1709)の4作。《儻偶用心記》に詐欺譚としての新しさを出す。【江本 裕】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

月尋堂の関連キーワード西沢一風軟文学鷺水桃林堂蝶麿半井金陵西村市郎右衛門八文字屋自笑(初代)本多月楽山の八吉川盛信

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone