服部緑地(読み)はっとりりょくち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「服部緑地」の意味・わかりやすい解説

服部緑地
はっとりりょくち

大阪府北西部、豊中市(とよなかし)と吹田市(すいたし)にまたがる府立公園。千里丘陵(せんりきゅうりょう)の地形景観を生かした公園で、面積125.9ヘクタール。1950年(昭和25)開設。陸上競技場、プールなど各種スポーツ施設、音楽堂、児童遊園などがあり、日本民家集落博物館には飛騨(ひだ)白川村合掌造の民家、堂島米蔵奄美(あまみ)の高倉などが集められている。北大阪急行線緑地公園下車。

[樋口節夫]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「服部緑地」の意味・わかりやすい解説

服部緑地
はっとりりょくち

大阪府豊中市東部から,一部吹田市にまたがる府営都市公園。 1950年開設。面積 125.9ha。千里山丘陵の西端,天竺 (てんじく) 川左岸一帯のマツ林,タケ林,池を生かして,レクリエーションの場として整備した緑地公園で,園内には回転大花壇や野球場,競技場,テニスコート,プールなどの運動施設や日本各地の代表的民家を集めた民家集落博物館があり,重要有形民俗文化財の民家 (白川の合掌造) が移築されている。

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