望見(読み)ボウケン

精選版 日本国語大辞典 「望見」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐けんバウ‥【望見】

  1. 〘 名詞 〙 遠くからのぞみ見ること。はるか遠くをながめること。
    1. [初出の実例]「山脚に休息して、はるかに人里を望見す」(出典:正法眼蔵(1231‐53)谿声山色)
    2. [その他の文献]〔史記‐廉頗藺相如伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「望見」の読み・字形・画数・意味

【望見】ぼう(ばう)けん

遠くからみる。〔梁書処士、陶弘景伝〕特に風を愛す。其のを聞くに、悠然として樂しみを爲す。時に獨り泉石り。見する、以て仙人と爲す。

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