望遠(読み)ボウエン

精選版 日本国語大辞典 「望遠」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐えんバウヱン【望遠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 遠くを見ること。
    1. [初出の実例]「不是山家是釈家、危峰望遠眼光斜」(出典田氏家集(892頃)上・春日雄山寺上方遠望)
  3. ぼうえんレンズ(望遠━)」の略。
    1. [初出の実例]「望遠で撮ったフィルムを現像する」(出典:黒い環(1967)〈石原慎太郎〉弾痕)

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「望遠」の解説

望遠

カメラレンズ中央からレンズが像を結ぶまでの距離焦点距離)が長い状態。レンズを望遠側に合わせると、遠くのものを大きく見せたり、被写体の狭い範囲に焦点を合わせられるため、背景をぼかしたりできる。デジタルカメラの場合、デジタルズーム機能が搭載されているものが多く、被写体を光学ズームよりもさらに拡大して撮影できる。

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普及版 字通 「望遠」の読み・字形・画数・意味

【望遠】ぼうえん

遠望する。

字通「望」の項目を見る

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