東善寺村(読み)とうぜんじむら

日本歴史地名大系 「東善寺村」の解説

東善寺村
とうぜんじむら

[現在地名]芦原町東善寺

金津かなづ宿(現金津町)西方竹田たけだ川南岸の自然堤防上に立地。慶長六年(一六〇一)結城秀康が多賀谷三経に与えた知行宛行状(多賀谷文書)に「東善寺村」(三五七・八一七石)がみえる。貞享三年(一六八六)福井藩領から幕府領となり、元禄一〇年(一六九七)から一時期葛野藩領にもなるが、再び幕府領となり、文政三年(一八二〇)以降は福井藩領。

正保郷帳によれば田方二〇八石余・畠方一四九石余。十郷じゆうごう用水金津江の江末であったため旱魃の被害を被ることも多かったようで、同帳にも「日損所」と記される。このため旱魃の際の引水をめぐって、明和七年(一七七〇)・寛政五年(一七九三)には新用しんによう(現金津町)、天保三年(一八三二)には南金津みなみかなづ(現金津町)などと争論の行われたことが「大連家秘簿」に記されている。

東善寺村
とうぜんじむら

[現在地名]川西町東善寺

北は水口沢みなくちざわ村集落と続く。「白川風土記」には、文禄―慶長(一五九二―一六一五)頃の開発と伝える。天和三年郷帳では高一二〇石九斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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