東郷温泉(読み)とうごうおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「東郷温泉」の意味・わかりやすい解説

東郷温泉
とうごうおんせん

鳥取県中央部、湯梨浜(ゆりはま)町の東郷池南岸にある温泉泉源は松崎駅前と東郷川河口とに分かれ、泉質塩化物泉である。四手網(よつであみ)の水郷景観と7月20日の水郷祭で知られ、浪人踊が踊られる。JR山陰本線松崎駅下車。

[岩永 實]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東郷温泉」の意味・わかりやすい解説

東郷温泉
とうごうおんせん

鳥取県中部,湯梨浜町東郷の東郷池南岸に湧出する温泉。広義には JR山陰本線松崎駅前の松崎温泉も含まれる。単純泉,食塩泉,放射能泉で,泉温 30~94℃。リウマチ,皮膚病,婦人病にきく。水郷情緒に富み,付近には観光ナシ園があってナシ狩りでもにぎわう。周辺は古代文化が栄えた地で史跡文化財も多い。7月 20日の水郷祭に行なわれる「浪人踊り」は有名。三朝東郷湖県立自然公園に属する。

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デジタル大辞泉プラス 「東郷温泉」の解説

東郷温泉

鳥取県東伯郡湯梨浜町、東郷池南岸にある温泉。志賀直哉短編小説「鳥取」に登場する旅館が残る。

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