松虫草(読み)マツムシソウ

デジタル大辞泉 「松虫草」の意味・読み・例文・類語

まつむし‐そう〔‐サウ〕【松虫草/山蔔】

スイカズラ科多年草高原草地に生え、高さ60~90センチ。羽状に裂けている葉が対生する。8~10月紫色頭状花を開く。周囲小花唇状に5裂し、中央のものは筒状 秋》「―らひながらに花明り/友二」

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精選版 日本国語大辞典 「松虫草」の意味・読み・例文・類語

まつむし‐そう‥サウ【松虫草】

  1. 〘 名詞 〙 マツムシソウ科の二年草。各地の高原などに生える。高さ〇・六~一メートル。全体に細毛を生じる。葉は羽状に細裂し対生する。夏から秋にかけ、茎の上部に径三~五センチメートルの淡紫色の頭状花をつける。頭状花の外側には淡紫色の唇形花が、中央には管状花がつく。果実紡錘形で萼の変化したとげ状の剛毛がある。高山には、丈が低く、花の大きなタカネマツムシソウが生える。慣用漢名、山蘿蔔。りんぼうぎく。《 季語・秋 》 〔和漢三才図会(1712)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「松虫草」の解説

松虫草 (マツムシソウ)

学名Scabiosa japonica
植物。マツムシソウ科の越年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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