松陰寺(読み)しよういんじ

日本歴史地名大系 「松陰寺」の解説

松陰寺
しよういんじ

[現在地名]佐賀市久保泉町大字川久保字西原

川久保の西原かわくぼのにしばる集落の北にある。曹洞宗。山号は匡王山。創建年代は不明であるが、「太宰管内志」によると、松陰大姉(神代常親の妻で鍋島勝茂の女)先祖菩提を葬うために仏殿を建立したといわれる。開山は賢渚。

山門額は明暦三年(一六五七)に来日した黄檗宗の即非如一の筆とされ、本尊は中国からもたらされた釈迦とその弟子阿難・迦葉の三尊像であるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「松陰寺」の解説

松陰寺

静岡県沼津市、千本松原付近にある臨済宗寺院江戸時代白隠慧鶴住持をつとめたことで知られる。開山堂と山門は国の登録有形文化財

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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