デジタル大辞泉 「梁塵」の意味・読み・例文・類語 りょう‐じん〔リヤウヂン〕【×梁×塵】 1 梁はりの上に積もっているちり。梁上のちり。2 《「梁塵を動かす」の故事から》すぐれた歌声。また、歌謡。音楽。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「梁塵」の意味・読み・例文・類語 りょう‐じんリャウヂン【梁塵】 〘 名詞 〙① 建物の梁(はり)の上につもっているちり。[初出の実例]「舞袖留二翔鶴一、歌声落二梁塵一」(出典:懐風藻(751)春苑〈石川石足〉)[その他の文献]〔陸機‐擬古詩・擬東城一何高〕② ( 「梁塵を動かす」の故事から転じて ) 歌謡・音楽。[初出の実例]「口吹二鳳凰之管一、梁塵廻而声斜」(出典:玉造小町子壮衰書(10C後)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「梁塵」の読み・字形・画数・意味 【梁塵】りようじん(りやうぢん) 梁木上の塵。〔芸文類聚、四十三に引く劉向の別録〕興りてより以來、善く歌するに魯人あり。發聲哀、梁塵を蓋動すと(絶妙の声曲をたとえる)。字通「梁」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報