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標準船 ひょうじゅんせん

百科事典マイペディアの解説

標準船【ひょうじゅんせん】

戦時など大量の船が必要になった場合に,同一の仕様設計で数十〜数百隻の単位で建造される船。第2次大戦による船舶消耗を補うため,米国が1941年から建造した戦時標準貨物船であるリバティ船,その改良型であるビクトリー船が代表例。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひょうじゅんせん【標準船 standard ship】

船は1隻ずつ異なる仕様と設計に基づいてつくられるのがふつうであるが,これに対し数十隻,数百隻と同一の仕様と設計で建造された船をとくに標準船と呼ぶことがある。自動車航空機などの交通機関が通常幾種類かの同一の型式によって大量生産されるのに対し,船の場合1隻ずつ異なったものが建造されるのは非常に特徴的である。しかし,標準化や量産化に対する適不適は,船の場合にも本質的に相違があるわけではなく,同じ型に対する需要隻数の多少と,標準化してつくったとき,1隻ごとにつくった場合に比べてどのくらい建造コストが下がるかという二つの面から決まってくる。

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