正宝事録(読み)しょうほうじろく

世界大百科事典 第2版の解説

しょうほうじろく【正宝事録】

1648‐1755年(正保5‐宝暦5)の108年間の江戸の町触を編年集成したもので,これに町方からの訴願・返答書類を付載する。編者は不詳(一説に本八丁堀の前名主岡崎十左衛門)。1778年(安永7)の成立。書名は収録年代の始終の年号により,《正宝録》ともいう。原本は不明で数種の伝写本があり,巻数は一定しない。江戸時代の都市江戸に関する基本史料である。単行本《正宝事録》3巻として刊行されている。【鶴岡 実枝子】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

感染症指定医療機関

感染症予防法で規定されている感染症の中で、危険性が高く特別な対応が必要な感染症の患者を治療する医療施設。特定感染症指定医療機関(1・2類感染症および新感染症患者)、第一種感染症指定医療機関(1・2類感...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android