正経(読み)セイケイ

精選版 日本国語大辞典 「正経」の意味・読み・例文・類語

せい‐けい【正経】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正しい儒学道を伝えた書物。〔詩譜‐序〕
  3. 正しいみち。正しい道理、筋道。本筋。
    1. [初出の実例]「蓋し許多(あまた)の場合に於て、一箇の人、その志す正経(〈注〉ホンスジ)の事を勉修するが為に、他人をして、心痛を覚へ、損害を受しむる事あり」(出典自由之理(1872)〈中村正直訳〉五)
  4. ( 形動 ) 行動の正しいこと。まともなこと。また、そのさま。まじめ。
    1. [初出の実例]「高尚なる包弁者(〈注〉ひきうけにん)は、その承当したる事件を、正経(〈注〉マジメ)に成し完(まったう)する事を以て務とせり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む