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武者小路千家流 むしゃのこうじせんけりゅう

百科事典マイペディアの解説

武者小路千家流【むしゃのこうじせんけりゅう】

千家流茶道の一流派で,三千家の一つ。官休庵流ともいわれる。千宗旦の子一翁宗守が官休庵を建てたのに始まる。代々宗守の名を伝える。家風は宗旦の古風を重んじる。
→関連項目千家流千宗守

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世界大百科事典 第2版の解説

むしゃのこうじせんけりゅう【武者小路千家流】

千利休を流祖とする茶道流派の一つ。利休の孫宗旦の次男一翁宗守を初代とし,代々宗守を名乗る。表千家流不審庵裏千家流今日庵とともに,一翁が建てた京都武者小路西洞院の茶席〈官休庵〉が流儀の別名ともなっている。利休の主張する茶禅一味のわび茶の風を伝える三千家の一つとして知られる。初代一翁宗守(1593‐1675)は宗旦の先妻の子。幼くして塗師吉文字屋与三右衛門の養子となり,甚右衛門を名乗っていたが,弟の江岑(こうしん)が〈表千家〉,仙叟(せんそう)が〈裏千家〉をおこすに及んで,晩年吉文字屋を塗師中村宗哲に譲って千家に復し,大徳寺の玉舟宗璠,金閣寺の鳳林承章のもとで参禅弁道して〈武者小路千家〉をおこす。

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