デジタル大辞泉
「歩む」の意味・読み・例文・類語
あゆ・む【歩む】
[動マ五(四)]
1 足を交互に動かして前に行く。歩を運ぶ。歩く。「野道を―・む」
2 月日を経る。人生を送る。「いばらの道を―・む」
3 物事が進行する。進展する。「破局に向かって―・む」
4 出かける。行く。
「ありくべき事あれば、みづから―・む」〈方丈記〉
[可能]あゆめる
[類語]歩く・歩行する・てくる
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あゆ・む【歩】
- 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
- ① 足を動かして進む。歩行する。あるく。あゆぐ。あえぶ。あゆぶ。あよぶ。あよむ。→ありく。
- [初出の実例]「ま遠くの雲居に見ゆる妹がへに何時か到らむ安由売(アユメ)あが駒」(出典:万葉集(8C後)一四・三四四一)
- 「われと知られじと抜き足にあゆみ給ふに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)末摘花)
- 「ニュウナンナ フリデ ウマノ ソバニ ayunde(アユンデ) キ」(出典:天草本伊曾保(1593)獅子と、馬の事)
- ② 転じて、物事が進行、進展する。
- [初出の実例]「一家族が中等の階級より下等に落るの際、〈略〉必らず彼の居食又は売喰といへる一の事実を通じて歩(アユ)むものにして」(出典:最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉一六)
歩むの語誌
類義語「あるく」「ありく」が、足の動作にとどまらぬ移動全体を表わすのに対し、「あゆむ」は、一歩一歩足を進めていく動作に焦点がある。
あよ・む【歩】
- 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 =あゆむ(歩)①
- [初出の実例]「婆陁とあれとも陟(アヨ)むべし」(出典:大唐三蔵玄奘法師表啓平安初期点(850頃))
- 「橋がかりにあよみとまりて」(出典:花鏡(1424)時節当感事)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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