母性(読み)ぼせい(英語表記)maternity

翻訳|maternity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

は,本能的に女性に備わっているものではなく,一つの文化的・社会的特性である。したがって母性は,その女性の人間形成過程,とりわけ3~4歳ころの母親とのかかわりによって個人差がある。今日では,母性を「生物学的に見て体の中に,受精妊娠生産,授乳することのできる生殖機能を備えている性」と限定して使われており,女性が母性機能を持つことへの必要な配慮保護を加えつつ,社会的参加を含む女性の個性や自己表現の機会均等を実現していくことが求められている。

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大辞林 第三版の解説

女性がもっているとされている、母親としての本能や性質。また、母親として子を生み育てる機能。 ⇔ 父性

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 女性が、子どもを守り育てようとする母親として持つ本能的な性質や機能。
※或る女(1919)〈有島武郎〉前「恐ろしい沈黙の中から起る強い快い赤児の産声━やみがたい母性の意識」

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