比良山(読み)ヒラサン

デジタル大辞泉 「比良山」の意味・読み・例文・類語

ひら‐さん【比良山】

滋賀県中西部、琵琶湖西岸の山地最高峰武奈ぶなヶ岳で標高1214メートル。狭義には南部にある蓬莱ほうらい山をさし、標高1174メートル。冬景色は「比良暮雪」として近江八景の一。

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精選版 日本国語大辞典 「比良山」の意味・読み・例文・類語

ひら‐さん【比良山】

  1. 滋賀県、琵琶湖西岸の山。狭義には蓬莱山(一一七四メートル)をさし、広義にはこれに打見山(一一〇三メートル)、武奈ケ岳(一二一四メートル)を加えた比良山地をいう。東側は急な断層崖で琵琶湖に面する。北西季節風による降雪が多く、「比良の暮雪」は近江八景の一つ。琵琶湖国定公園の一部。ひらやま。ひらのやま。比良の高山。比良野の峰。小松山

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「比良山」の意味・わかりやすい解説

比良山
ひらさん

比良山地の高峰群をさし,最高峰の武奈ヶ岳 (1214m) をいう場合と,山地中央部の高峰,蓬莱山 (1174m) をさす場合がある。蓬莱山北方に比良岳 (1051m) もある。これらの山頂は比良山地の頂部平坦面に突出する残丘で,西側は花折断層を北流する安曇川の谷に急傾斜し,東側も琵琶湖に向って急傾斜する。近江八景の1つ「比良暮雪」に数えられた景勝地で,登山者が多い。琵琶湖国定公園に属する。

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事典・日本の観光資源 「比良山」の解説

比良山

(滋賀県大津市・高島市)
近江三山指定の観光名所。

比良山

(滋賀県大津市)
七高山」指定の観光名所。

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