荷電粒子について、その電荷eとその質量mとの比、e/mを比電荷という。電場や磁場の力を受けて荷電粒子が運動するとき、それは比電荷の値によって特徴づけられる。イギリスのJ・J・トムソンは、陰極線を構成する粒子(すなわち電子)について、電場および磁場による陰極線の偏向を測定して、比電荷を求めた。陰極にする物質をいろいろかえてもこの比電荷が変わらないことから、この粒子が物質を構成する普遍的要素の一つであることを予測したのである。電子の比電荷の現在の値は
-e/m=1.758820×1011クーロン/kg
である。
[小川修三・植松恒夫]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新