デジタル大辞泉
「振舞」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふる‐まい‥まひ【振舞】
- 〘 名詞 〙
- ① 事を行なう様子、態度。行動や動作のしかた。挙動。
- [初出の実例]「若し威儀(フルマひ)言語(ことは)、如毫毛(けのすちはかりも)、王(きみ)の意(みこころ)に似(かな)はずは、豈為親びたまはむや」(出典:日本書紀(720)安康即位前(図書寮本訓))
- 「三好松永が乱を鎮めたる勇智の挙動(フルマヒ)。禁庭の御慮(おぼ)へ浅からず」(出典:浄瑠璃・仮名写安土問答(1780)初)
- ② もてなし。馳走。饗応。招宴。
- [初出の実例]「今日為御振舞、上下者共に、精進・不精進之用意之供御給之」(出典:大乗院寺社雑事記‐延徳三年(1491)正月二〇日)
- 「親類縁者に精進落しのふるまいを存分にしたということだった」(出典:餓鬼の晩餐(1974)〈富岡多恵子〉)
- ③ 鳥が羽を動かすこと。〔黒本本節用集(室町)〕
ふれ‐まい‥まひ【振舞】
- 〘 名詞 〙 「ふるまい(振舞)」の変化した語。
- [初出の実例]「吉野の里のふれまひに行〈宗因〉 精進はいもせの山の中に落る〈弘氏〉」(出典:俳諧・宗因七百韵(1677))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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