水戸芸術館(読み)みとげいじゅつかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水戸芸術館」の意味・わかりやすい解説

水戸芸術館
みとげいじゅつかん

1990年3月に水戸市が開設した総合芸術文化施設。設計は磯崎新で,六角形のコンサートホール,十二角形の劇場 (客席数 636) ,現代美術ギャラリーから成り,それぞれ塔や広場で結ばれている。初代館長には音楽評論家の吉田秀和が就任し,音楽部門の芸術総監督も兼任。演劇部門では演出家の鈴木忠志,美術部門では評論家の中原佑介がそれぞれ総監督に就任した。水戸室内管弦楽団を擁するほか,専属劇団 ACM(Acting Company Mito)をもち,俳優として狂言の野村万作,吉行和子,夏木マリらが公演に参加するなど,これまでの地方の文化施設にはみられなかった新しい試みが注目を集めている。

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百科事典マイペディア 「水戸芸術館」の意味・わかりやすい解説

水戸芸術館【みとげいじゅつかん】

茨城県水戸市にある市立の総合芸術センター。吉田秀和館長,磯崎新設計により1990年開館。現代美術ギャラリー,コンサートホールATM,ACM劇場と,高さ100mのシンボル・タワーからなる。芸術総監督を置き,地方都市における文化振興・発信の試みを行っている。現代美術ギャラリーは収蔵作品を持たず,内外の現代美術中心の企画展のみで運営
→関連項目鈴木忠志

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デジタル大辞泉プラス 「水戸芸術館」の解説

水戸芸術館

茨城県水戸市にある多目的ホール。1990年開館。愛称は「Art Tower Mito(アートタワーミト)」。「コンサートホールATM」、ACM劇場などがある。

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事典・日本の観光資源 「水戸芸術館」の解説

水戸芸術館

(茨城県水戸市)
公共建築百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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