翻訳|aqueduct
水道、発電、灌漑(かんがい)などの水路や運河などを通すための橋の総称。水道のためのものを水道橋、運河のためのものを運河橋ともいう。通水部分の構造は、管(パイプ)、暗渠(あんきょ)および開渠(かいきょ)などである。水路橋の形式としては、通水施設を橋に単にのせたものと、通水施設が橋本体の全部あるいは一部を兼ねるものとがある。管の水路自体がアーチを構成するアーチ管路橋はしばしば用いられる形式である。水路橋は材料および構造上、木造、鋼、鉄筋およびプレストレストコンクリートの桁橋(けたばし)、アーチ橋、あるいは鋼トラス橋などに分けられる。橋と外部との境界には水密性構造の伸縮継手が必要であり、地震防護処置も施さねばならない。現存する最古の水道橋はローマのアッピア水道橋で、紀元前350年に建設された石造アーチ橋である。日本では熊本県上益城(かみましき)郡矢部町(現山都(やまと)町)につくられた通潤橋(つうじゅんきょう)(1854、橋長47.5メートル)が著名である。
[小林昭一]
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[世界]
前4~3千年紀ころ文明の栄えたメソポタミアには,人工の木桁橋や石のアーチ橋がつくられたといい,エジプトでも石造アーチ,そしてインド,中国の奥地ではつり橋の存在が伝えられている。ローマ人も,前620年ころテベレ川に組立式の木橋を架けており,これがローマ最初の橋といわれるが,彼らの名を高めたのは石造アーチの水路橋(水道橋)である。上水道の水路としてつくられたものであり,なかでも南フランスのガール橋(ポン・デュガールPont du Gard,前13),スペイン,セゴビアの橋(14ころ)などは今も完全な姿を保ち,アーチの特性をよく心得たその技術は敬服に値する。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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