コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

永久組織 えいきゅうそしき permanent tissue

4件 の用語解説(永久組織の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

永久組織
えいきゅうそしき
permanent tissue

永存組織ともいう。植物体において原始分裂組織から生じ,膜が厚く,大型で,分裂能力を失った細胞から成る組織。細胞中央には次第に空胞が発達してくる。しばしば細胞はまったく死んでいることもある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

えいきゅう‐そしき〔エイキウ‐〕【永久組織】

分裂能力を失った細胞からできている植物の組織。表皮組織・柔組織など。⇔分裂組織

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

えいきゅうそしき【永久組織】

植物体で、細胞の分裂や分化が終わり、ほぼ一定の形態・性質・作用をもつようになった細胞群。表皮・通道・組織・柔組織・機械組織など。ただし柔組織は条件によっては再び分裂組織になり得る。 ↔ 分裂組織

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

永久組織
えいきゅうそしき

植物体の表皮、柔組織、維管束など、成熟完成して一定の機能を果たしている組織をいう。永存組織ともいい、分裂組織の対語。構成細胞は通常は分裂せず、またそれ以上変化しないためこの名がある。しかし離層やコルク形成層ができるときには、柔組織内の一定の場所で細胞分裂がおこる。また植物体が傷を受けたとき、あるいは組織の一部を培養するときなどにもふたたび細胞分裂が始まり、新たな分化がおこることがある。[相馬研吾]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の永久組織の言及

【組織】より

…これらの形態的分類に対し,ハーバーラントG.Haberlandtは生理的機能に注目して,皮層組織,機械組織,吸収組織,同化組織,通道組織,貯蔵組織,通気組織,分泌組織,運動組織,感覚組織,刺激伝達組織の11の系を識別した。 植物では,茎頂,根端,形成層など,つねに活発に細胞分裂を行う分裂組織と,すでに分裂能を失った永久組織とがある。永久組織のうちでは,柔組織や厚角組織,厚壁組織(繊維組織を含む)などが典型的なもので,種子植物の葉の柔組織に柵状組織と海綿状組織の分化がみられるなど,形態的にも機能的にも多様な組織の分化がみられる。…

※「永久組織」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

永久組織の関連キーワード栄養器官クチクラ水草植物質植物性器官植物性蛋白質胚芽物体植物性食品パルマローザ

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone