決起(読み)ケッキ

精選版 日本国語大辞典 「決起」の意味・読み・例文・類語

けっ‐き【決起・蹶起】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 勢いよく立ち上がること。
    1. [初出の実例]「彼女は俄に蹶起して、舟はかしこにと呼べり」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉颶風)
  3. 決然として物事をはじめること。また、かたい意志をもって行動を起こすこと。
    1. [初出の実例]「当時の大統領査其遜(ヂャキソン)其報をきくや、蹶起して曰」(出典米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    2. [その他の文献]〔荘子‐逍遙遊〕

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普及版 字通 「決起」の読み・字形・画数・意味

【決起】けつき

急に勢いよく立ち上がる。〔荘子、逍遥遊〕蜩(てう)(せみ)と鷽鳩(かくきう)(小鳩)と、之れを笑つて曰く、我(われ)決して飛び、楡枋(ゆはう)(にれ、まゆみ)を搶(つ)くも、時に則ち至らずして、地に(お)つるのみ。

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