病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「泌尿器用剤」の解説
泌尿器用剤
泌尿器用剤には次のような薬があります。
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尿路に細菌などの病原微生物が感染しておこる病気を尿路感染症といい、感染がおこった部位によって、
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尿中の成分が固まって石のようになり、尿路に停滞する病気を尿路結石といいます。
利尿作用によって結石を溶かして小さくし、排泄しやすくする尿路結石排出剤のほか、抗コリン剤、利尿剤、止血剤などが用いられます。
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しばしば尿意を感じるにもかかわらず、トイレに行くと少量の尿しか出ず、排尿回数が増える状態を頻尿といい、頻尿治療剤や排尿障害治療剤を使って治療します。
■その他(腎炎・ネフローゼ)の治療剤
安静療法と食事療法が治療の基本です。薬物療法では、免疫療法剤、免疫抑制剤、副腎皮質ホルモン剤、抗血小板剤、抗生物質、非ステロイド抗炎症剤、止血剤、利尿剤、抗凝血剤、漢方製剤などが、症状に応じて使われます。
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