精選版 日本国語大辞典 「洒」の意味・読み・例文・類語 しゃあ【洒】 [1] 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)① 愛想がなく、つんとしているさま。〔随筆・関秘録(1761‐64頃か)〕② あつかましいさま。※薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉緒論「己れ藩閥政治家を戴て〈略〉洒蛙として藩閥政府を攻撃する者は之をいーたちこっこと云ふ」[2] 〘名〙 あつかましい人。※歌舞伎・日月星享和政談(延命院)(1878)六幕「何ぼしゃあでも見世から出にくい。庭口から一丁目へ出ようよ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉 「洒」の意味・読み・例文・類語 しゃ【洒】[漢字項目] [音]シャ(呉) サイ(呉)(漢) [訓]すすぐ そそぐ〈シャ〉洗ったようにさっぱりしている。「洒脱・洒落しゃらく/瀟洒しょうしゃ」〈サイ〉水で洗い清める。すすぐ。そそぐ。「洒掃さいそう」[難読]洒落しゃれ さい【洒】[漢字項目] ⇒しゃ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例