精選版 日本国語大辞典 「洛南」の意味・読み・例文・類語 らく‐なん【洛南】 〘 名詞 〙 みやこの南。京都の南の郊外、おおよそ旧平安京九条大路以南をさす。京都を中国の洛陽になぞらえての呼称。[初出の実例]「貞享四丁卯歳正月吉辰 洛南」(出典:貞享版菅家後集‐刊記(1687)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「洛南」の意味・わかりやすい解説 洛南らくなん 京都市の南部をさす通称。平安京の南という意で,洛北に対する。その範囲は明確ではないが,通常,九条通以南の伏見,桃山などをさし,さらに山科,醍醐,宇治をも含ませることがある。現在,電子工業などが立地し,洛南工業地域が形成されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報