浄誓寺(読み)じようせいじ

日本歴史地名大系 「浄誓寺」の解説

浄誓寺
じようせいじ

[現在地名]養老町下笠

下笠しもがさ集落の北部字和田わだにある。真宗大谷派。宝珠山と号し、本尊阿弥陀如来。寺伝によれば久寿二年(一一五五)児玉下総前司氏時の開創で妙香山宝珠院観音寺と称し天台宗であったという。文明一一年(一四七九)道明が本願寺八世蓮如に帰依、真宗に改宗、現寺号に改称した。明応五年(一四九六)絵像本尊を受け、正保三年(一六四六)東本願寺一三世宣如より親鸞聖人御影を受けた(「裏書」当寺蔵)

浄誓寺
じようせいじ

[現在地名]楠町大字東吉部 砂香

浄土真宗本願寺派で鶴林山と号し、本尊は阿弥陀如来。

「注進案」によれば、大内義隆の家臣阿部長四郎信常が京都端之坊はしのぼうで出家剃髪、法名休玄をもらい帰国

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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