

 
 
 
く湛(す)むなり」とあり、水の清湛の意とするが、人の淑善の意に用いる。金文に淑善の淑を弔に作り、弔は
(しやく)(いぐるみ)の象形。弔を淑善の意に用いるのは仮借。字はまた金文に
・
に作り、ともに形声の字である。金文の「不弔」は〔詩〕にもそのままの字で用いられており、〔小雅、節南山〕「不弔昊天」を旧訓に「昊天(かうてん)に弔(あは)れまれず」とよむが、「不淑なる昊天」あるいは「昊天に淑(よ)しとせられず」とよみ、不幸の意。〔
風、君子偕老〕は国君夫人の死を悼むもので、「子の不淑なる 云(ここ)に之れを如何せん」とはその不幸を嘆く意である。旧説に夫人の
乱を刺(そし)る語とするのはよくない。不淑とは人の死をいう。金文に「不
」の字を用いている。
kは
tjiakの象形字。金文に弔を
・
の意に用い、淑zjiukはその形声の字。俶thjiukも声近く、〔説文〕八上に「俶は善なり」とし、俶を淑善の字と解している。
▶・淑気▶・淑姫▶・淑
▶・淑均▶・淑訓▶・淑景▶・淑好▶・淑姿▶・淑質▶・淑湫▶・淑女▶・淑祥▶・淑心▶・淑真▶・淑慎▶・淑人▶・淑性▶・淑清▶・淑静▶・淑節▶・淑然▶・淑貞▶・淑哲▶・淑徳▶・淑
▶・淑配▶・淑美▶・淑媚▶・淑貌▶・淑穆▶・淑名▶・淑茂▶・淑問▶・淑誉▶・淑亮▶・淑類▶・淑霊▶・淑令▶・淑儷▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...