デジタル大辞泉 「淳」の意味・読み・例文・類語 じゅん【淳】[漢字項目] [人名用漢字] [音]ジュン(呉)人情に厚い。飾りけなく素直である。「淳風・淳朴」[名のり]あき・あつ・あつし・きよ・きよし・すな・すなお・ただし・とし・ぬ・まこと・よし 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「淳」の意味・読み・例文・類語 じゅん【淳】 〘 形容動詞ナリ活用 〙 人情に厚くすなおであるさま。[初出の実例]「上世は人淳に事簡なりしかば」(出典:集義和書(1676頃)七)[その他の文献]〔淮南子‐斉俗訓〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「淳」の読み・字形・画数・意味 淳人名用漢字 11画 [字音] ジュン[字訓] きよい・あつい[説文解字] [その他] [字形] 形声篆体の字は(じゅん)に従い、声。に醇熟の意がある。孰は熟の初文。醇・孰・熟の字に含まれる享はみな声。〔説文〕十一上に「(こ)すなり」とあって、して清めることをいう。字は多く淳厚・淳正の意に用いる。[訓義]1. こす、こして清める、きよい、にごりがない。2. 醇と通じ、まこと、てあつい。3. 純と通じ、まじらない。[古辞書の訓]〔名義抄〕淳 アツシ・モハラ・コマヤカニ・キヨシ・タツ・スナホニ[語系]淳・醇・純zjiunは同声で通用の義がある。粹(粋)siutも声義近く、この系統の語に、醇熟し、純正となる意がある。[熟語]淳懿▶・淳一▶・淳于▶・淳化▶・淳気▶・淳澆▶・淳▶・淳古▶・淳厚▶・淳至▶・淳質▶・淳淑▶・淳淳▶・淳粋▶・淳精▶・淳素▶・淳俗▶・淳沢▶・淳濯▶・淳澹▶・淳致▶・淳徳▶・淳篤▶・淳白▶・淳美▶・淳風▶・淳樸▶・淳朴▶・淳茂▶・淳黙▶・淳良▶・淳鹵▶・淳魯▶・淳和▶[下接語]温淳・化淳・簡淳・澆淳・至淳・真淳・深淳・清淳・精淳・端淳・忠淳・直淳・樸淳・麗淳 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報