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清実録 しんじつろくQing-shi-lu; Ch`ing shih-lu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

清実録
しんじつろく
Qing-shi-lu; Ch`ing shih-lu

中国,清朝歴代皇帝の実録。実録とは皇帝1代の事跡を記した編年体の記録で,清朝では満州文,モンゴル文,漢文の3文体で書かれた。何部かの写本が作られ,北京の紫禁城などに保管されていたが,1937年『大清歴朝実録』の総称で,瀋陽の故宮所蔵の漢文本が写真版として刊行された。これには太祖から徳宗 (光緒帝) まで 11代の皇帝の実録のほか,『満州実録』と『宣統政紀』が収められている。

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世界大百科事典 第2版の解説

しんじつろく【清実録 Qīng shí lù】

中国,清朝歴代皇帝の実録。太祖10巻,太宗65巻,世祖144巻,聖祖300巻,世宗159巻,高宗1500巻,仁宗374巻,宣宗476巻,文宗350巻,穆宗374巻,徳宗597巻である。徳宗の実録以外は,すべて満州文,モンゴル文,漢文の3種のテキストがある。いずれも写本が数部作られ,北京や盛京(瀋陽)の宮殿,皇史宬(こうしせい)などに保管された。装丁や文字など体裁の相違により,大紅綾本,小紅綾本,小黄綾本などとよばれる。

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