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湖出市十郎(初代) こいで いちじゅうろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

湖出市十郎(初代) こいで-いちじゅうろう

?-1800 江戸時代中期-後期の長唄唄方。
江戸長唄の初代富士田吉治らに師事し,明和5年湖出市十郎を名のる。「黒髪」などのめりやす物を得意とし,晩年は大坂で江戸長唄をひろめた。一時,2代湖出金四郎を称した。寛政12年9月12日死去。初名は吉住市十郎。前名は岡田市十郎,富士田市十郎。俳名は一声。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

湖出市十郎(初代)

没年:寛政12.9.12(1800.10.29)
生年:生年不詳
江戸中期の長唄唄方。はじめ初代吉住小三郎の門人で,吉住市十郎と名乗った。延享4(1747)年ごろから江戸森田座に出演するが,のちに初代富士田吉次に入門してから岡田,富士田と改姓した。明和5(1768)年から湖出と名乗るようになり,江戸市村座の専属だった師の富士田吉次に対抗するかのように江戸中村座で活躍し,また初代中村富十郎と共に上った大坂でも高く評価された。特に,明和~天明期(1764~89)に流行していた独吟のメリヤスものを得意とし,現在も残る名曲「黒髪」や「白妙」などを唄って人気を博した。市十郎の名跡は幕末までに3代(一説に4代)を数えた。

(長葉子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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