デジタル大辞泉 「源通具」の意味・読み・例文・類語 みなもと‐の‐みちとも【源通具】 [1171~1227]鎌倉初期の歌人。通親の子。藤原俊成の娘の夫。堀河大納言と称された。和歌所寄人よりゅうどで、新古今集の撰者の一人。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「源通具」の意味・読み・例文・類語 みなもと‐の‐みちとも【源通具】 鎌倉初期の歌人。通親の子。俊成女(しゅんぜいのむすめ)の夫。堀河大納言と呼ばれる。「新古今和歌集」の撰者の一人。「新古今集」以下の勅撰集に三七首入集。承安元~嘉祿三年(一一七一‐一二二七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源通具」の解説 源通具 みなもとの-みちとも 1171-1227 鎌倉時代の公卿(くぎょう),歌人。承安(じょうあん)元年生まれ。源通親(みちちか)の次男。母は平教盛(のりもり)の娘。建仁(けんにん)元年(1201)参議。のち正二位,大納言。堀川大納言とよばれる。父とともに後鳥羽(ごとば)院歌壇で活躍し,和歌所寄人(よりゅうど),「新古今和歌集」撰者となった。「新古今和歌集」以下の勅撰集に37首はいる。嘉禄(かろく)3年9月2日死去。57歳。【格言など】梅の花誰が袖ふれし匂ひぞと春や昔の月に問はばや(「新古今和歌集」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「源通具」の意味・わかりやすい解説 源通具みなもとのみちとも [生]承安1(1171)[没]嘉禄3(1227).9.2. 京都鎌倉時代前期の公卿,歌人。内大臣通親の子。母は平通盛の娘。正二位大納言にいたり,堀川大納言といわれた。女流歌人藤原俊成女 (としなりのむすめ) と結婚したが,のち離別。和歌所寄人となり,『新古今和歌集』の撰者の一人。家集があったらしいが,いまは伝わらない。和歌には俊成女の影響が認められる。漢詩もよくした。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by