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溶融めっき ようゆうめっき

百科事典マイペディアの解説

溶融めっき【ようゆうめっき】

溶融金属中に被めっき物を浸漬(しんせき)してめっきする方法。俗にどぶ漬とも。亜鉛,スズアルミニウムなどのめっきが行われるが,今日では利用度が低い。

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世界大百科事典 第2版の解説

ようゆうめっき【溶融めっき hot dip coating】

溶融金属中に被処理材を浸したのち引き上げて表面に金属被覆を形成させる方法で,どぶ漬などとも呼ばれる。被処理材が加熱による変質を受ける温度よりも低い融点の金属しかめっきできない。めっき金属としてはアルミニウム,スズ,亜鉛,鉛などが用いられる。とくに溶融亜鉛めっきは鉄鋼材料の防食の目的に広く用いられ,ガルバナイジングhot dip galvanizingと呼ばれる。管,線,板,形材など,さまざまな形状のものが処理される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

溶融めっき
ようゆうめっき
hot dipping

溶融した金属中に品物を一定時間浸漬(しんし)したのち引き上げ、付着した溶融金属を品物表面で凝固させて金属被覆層を得る方法。鉄鋼の防食を目的として溶融亜鉛めっき、溶融アルミニウムめっき、溶融スズめっき、溶融鉛めっきなどが行われている。溶融亜鉛めっき鋼板はトタン板、溶融スズめっき鋼板はブリキ板、そして15~20%スズを含む鉛‐スズ合金めっき鋼板はターンプレートtern plateとよばれている。溶融めっき法により厚いめっき層が得られるので、長期間防食効果を保てるが、めっき層と下地金属との間にもろい合金層が形成されることが多いので、溶融めっき鋼板の加工性は一般によくない。[杉本克久]

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