灰汁柴(読み)アクシバ

デジタル大辞泉 「灰汁柴」の意味・読み・例文・類語

あく‐しば【灰×柴】

ツツジ科の落葉低木山地に生え、高さ20~80センチ。枝は緑色で、葉は卵形で柄がない。初夏に淡紅白色の花を下向きにつけ、実は丸く、熟すと赤い

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精選版 日本国語大辞典 「灰汁柴」の意味・読み・例文・類語

あく‐しば【灰汁柴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ツツジ科の落葉低木。各地の山地に生える。高さ三〇~九〇センチメートル。多く小枝を分かち、茎は緑色。葉は長さ二~六センチメートル、幅一~三センチメートルぐらい。初夏に、淡紅白色の鐘形の花が咲く。実は球形で赤く熟す。あかわんのき。はなしきび。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  3. 植物ひさかき(柃)」の異名
    1. [初出の実例]「ひさかき〈略〉九州にてあくしばといふ」(出典:和訓栞(1777‐1862))

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動植物名よみかた辞典 普及版 「灰汁柴」の解説

灰汁柴 (アクシバ)

学名Hugeria japonica
植物。ツツジ科の落葉低木,高山植物

灰汁柴 (アクシバ)

植物。ブナ科の常緑小高木・低木,園芸植物ウバメガシ別称

灰汁柴 (アクシバ)

植物。ヒサカキの別称

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