共同通信ニュース用語解説 「災害ごみ」の解説
災害ごみ(災害廃棄物)
災害で破損した家具や家電、土砂、コンクリート破片、建物の建材などさまざまで、通常の家庭ごみとは量も質も異なる。分別方法や回収・処理も普段とは違う。大半は分別して再利用し、焼却や埋め立て処分をする種類もある。こうした作業のため、一時的に仮置き場ができることが多い。原則として市町村が処理の責任を負うが、大きな災害では都道府県への事務委託や国による代行が可能。東日本大震災以降、被災地以外も含めた広域処理に向け、地域ブロックごとの相互応援の仕組みづくりが進む。
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災害ごみ
地震や台風などに伴い発生する廃棄物。壊れた住宅の部材や、使えなくなった家具・家電、コンクリート片などさまざまな種類がある。仮置き場で一時的に保管後、分別して再利用したり焼却処分したりする。阪神大震災では約1500万トン、2018年の西日本豪雨は約190万トンに上った。処理が滞ると、火災や悪臭、粉じんなどで生活環境が悪化する。
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