城郭で城外を見張るための櫓。眺望のきく隅櫓が使用されることが多い。櫓は矢倉とも書かれるように,本来は倉庫の機能と見張り台の機能の二つがあった。このうち見張りの役割をはたす櫓をいう。中世城郭では土の段を設けた物見台も多く使われた。近世城郭の天守は物見櫓の最大のもの。城門の脇にあって,軍勢の監視をする着到櫓はこの一種。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...