ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「猿投」の意味・わかりやすい解説 猿投さなげ 愛知県,豊田市北西部の旧町域。 1953年町制をしいたが,1967年豊田市に編入。花崗岩からなる猿投山を取り巻いて新第三紀の丘陵,洪積台地が広がり,浸食谷では米作,丘陵地ではスイカ,ダイコン,カキの栽培が行なわれ,酪農も盛んである。新第三紀層に埋蔵される窯業原料のケイ砂,粘土の産地として有名。丘陵には二つの大学が誘致され,保見団地が建設された。猿投山周辺は愛知高原国定公園に属し,東海道自然歩道,舞木廃寺塔跡 (国指定史跡) などがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by