日本歴史地名大系 「猿投山」の解説
猿投山
さなげやま
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
愛知県北部、瀬戸市と豊田市(とよたし)の境にある山。標高629メートル。地質は花崗(かこう)岩を母岩とし、国指定天然記念物の球状花崗岩(菊石)が貫入され、山頂の天然ツガ林は貴重な植物学上の資源。南西麓(ろく)一帯の風化土(サバ土)は良質な陶土で、古代・中世の猿投山古窯址(し)群では1000基を超える窯跡が発見された。三河(みかわ)三社の一つ式内社猿投神社本社は麓(ふもと)に、山頂には分社東宮、西宮を祀(まつ)り、大碓命(おおうすのみこと)の墓所もある。陶器産地として県内では、最古に開発が勧められた地区といわれる。愛知高原国定公園に含まれる。登山道は瀬戸市側は雲興寺からのルート、豊田市側は猿投神社からのルートなどがある。
[伊藤郷平]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…祭神は現在大碓(おおうす)命を主神として,垂仁・景行天皇を配祀するが,このようになったのは室町末期ないし近世初頭のことと思われ,六国史には〈狭投(さなげ)神〉とある。尾張と三河両国にまたがる猿投山に対する信仰よりはじまった神社と考えられ,その南麓に本社が,山上の東西に東宮・西宮が鎮座する。このため中世以来,三所大権現,三所大明神とも呼ばれた。…
※「猿投山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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