玉井・井手玉水(読み)たまのい・いでのたまみず

日本歴史地名大系 「玉井・井手玉水」の解説

玉井・井手玉水
たまのい・いでのたまみず

玉井は「枕草子」が「井は」にあげる名泉。「和歌初学抄」「八雲御抄」「和歌色葉」に載る歌枕。

<資料は省略されています>

京都から大和への奈良街道の道筋にあり、「中務内侍日記」は長谷寺詣の帰途

<資料は省略されています>

と記す。旅人の利用するところであった。

井手玉水は「八雲御抄」に載る歌枕で、顕昭「袖中抄」は玉井と同一であろうとし、契沖「勝地吐懐編」も「玉井に合すべし」とする。「新古今集」に

<資料は省略されています>

があり、藤原清輔の「奥義抄」はこの歌を注して「やましろに、ならへゆく道に井手の水とてめでたき水のみちづらにあるなり。ゆききの人是を手にむすびてのむ。この水をほめて井手のたま水とはいふ也」などと記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む